人見知りのキリスト
「ああ、スッキリした。野球いつからできるの? サンタさん、ちゃんとグローブもって来てくれたかなあ」



両親の顔を覆った黒雲を吹き飛ばそうとでも思ったのだろうか。

8歳の俺は妙に浮かれていた。
< 20 / 216 >

この作品をシェア

pagetop