ラヴコリーダ
翌日は当然月曜日。

休み明けに会社に行きたくないと思うのは毎週のことだけど、今日はより一層その思いが激しかった。

部長が見知らぬ女性――お姉さんか妹かも知れないけど――を見てしまい、そのうえ気づいてもらえなかったと言うショックが激しさを増さしているんだと思った。

今日も無愛想に仕事をこなす部長の顔に、視線を向けることができない。

「熱々ね」

「純情なのよ、水原さんは」

「でもつきあってるなら堂々とすればいいのにね」

…最後のところは嫌味か?
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