ラヴコリーダ
衝撃の事実に困っているわたしを部長は指差すと、
「説明してやってくれないか?

俺と若葉が大学時代のゼミの先輩後輩で、昨日デパートで一緒にいたのはお前の旦那の誕生日プレゼントを買うためだったと、俺の代わりに涼香にそう説明してやってくれないか?」
と、若葉さんに言った。

「は、はあ?」

若葉さんは訳がわからないと言うようにマヌケな声を出した。

そりゃ、そうだよね…。

「いや…それくらい、先輩がちゃんと説明したらどうなんですか?

どうして私が初対面の彼女に、いろいろと説明しないといけないんですか?」

若葉さんは困っていると言うように部長に言い返した。
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