2人のユウト
「おい、そんなこと言うなよ」
私と女の子の間に、勇都くんが立つ。
まるで私を守るみたい。
「幸菜はそんなことしない。
俺が好きだから告白した。
ただそれだけだ。
お前らに関係ないだろ」
勇都くん・・・。
「ご、ごめんなさい!」
人が変わったように謝る女の子。
「俺じゃなくて幸菜に謝れよ。
お前らより、幸菜の方がよっぽど良い奴だから」
「ごめんなさい、日下さん!」
「え?・・・あ、私は大丈夫、です」
私が言うと、女の子たちは急いで席を離れた。
「ゆ、勇都くん・・・」
「大丈夫か幸菜」
「うん・・・」