2人のユウト




 モモは生き抜くために、ダテの眼鏡やカツラを使い別人になり、多くの店へ万引きをしに行く。


 働く方法を知らないモモは早かった足のお蔭で捕まることはなく、万引きした商品を売って生活をしていた。



 モモは母と同じことをして、お金も貯めた。


 幸いモモは母と同じように殺されることなく、生き延びた。




 そんな時出会ったのが勇子だ。


 出会ったいきさつは書かれていない。





 勇子と仲良くなったモモは好きな人も出来、過去を話してもモモを好きだと言う人と結婚することを考えていた。



 しかし、ある時モモの前に、モモが1番会うのを恐れていた人物と出会う。



 それが父だった。


 久しぶりに出会った父はモモに、モモの恋人を殺すぞと脅しをかけた。


 もし恋人を殺されたくなければ金を出せ。




 怯えたモモが起こした行動は、父を殺すことだった。



 愛する全てを受け入れてくれた恋人や勇子を守るため。



 モモは殺人者になった。




 モモはその後、自殺した。








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