2人のユウト




「幸菜が水門を庇ったことや、自分がケータイ小説家・ユキの正体だということを、全部口に出していたんだ!」



 ・・・え?



 水門くんを庇ったことや、ユキの正体だということを、全部口に出していた?









 はああああぁぁぁぁ!?


 嘘でしょう!?



「信じられねぇ顔だな。
だがな、俺は嘘つかねぇ。
今俺が言ったことは、全て本当だ!」




 嘘嘘嘘!!


 やだっ!


 何してんの私!






 ガシッと肩を掴まれ、屋上の柵にもたれる形になる。


 もう少し力を加えれば、私は地面に墜落する。




「やだっ!怖い!離して!」



「何心ン中で思っていたこと言ってんだよ!
てめぇ、馬鹿かよ!」







< 222 / 368 >

この作品をシェア

pagetop