2人のユウト
「幸菜が水門を庇ったことや、自分がケータイ小説家・ユキの正体だということを、全部口に出していたんだ!」
・・・え?
水門くんを庇ったことや、ユキの正体だということを、全部口に出していた?
はああああぁぁぁぁ!?
嘘でしょう!?
「信じられねぇ顔だな。
だがな、俺は嘘つかねぇ。
今俺が言ったことは、全て本当だ!」
嘘嘘嘘!!
やだっ!
何してんの私!
ガシッと肩を掴まれ、屋上の柵にもたれる形になる。
もう少し力を加えれば、私は地面に墜落する。
「やだっ!怖い!離して!」
「何心ン中で思っていたこと言ってんだよ!
てめぇ、馬鹿かよ!」