2人のユウト




 色々道端に止まって考えていると、スーツの人がこっちへ歩いてくる。



 おいおい・・・なかなかマズい状況よね?



 私小石で傷つけた車のお金出す羽目になる?



 そんなにお金ないよ私!



 お父さんもお母さんもそんなにお金あるわけないよね。



 一応仕事は儲かると思うけどさ。




 あの高級車の持ち主に比べたら、天と地の差だと思うよ。






「そこのお嬢様。
少々お話よろしゅうございますか?」



 目の前に立つスーツの方。



 お嬢様って言われちゃった。



 あは、人生初だよぉ。







 って、おい自分!



 何うっとりしているんだよ。



 今自分が危険な状況のことわかってないよね?





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