最後の告白
【文化祭に告る!】


その決意を、けして曲げなかった。


両思いになれなくてもいい


思いを伝えようと思ったから、


些細な事で嬉しくなる。


目が合ったとか、肩に触れたとか、


本当に少しのコトで、嬉しくて 勇気は出る。


掃除になると、亮介を見るのが日課のようだった。


今までとは違う恋。


練習でも毎日が幸せで、楽しくて


―恋をしてるっていいことだな


そう思えた恋だった。
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