君といる幸せ



「あっ!そうだ!」

「…どうした?」

「今日、授業でマフィンを作ったんです。よかったら貰ってください」

「………」

「あっ…手作りの物に抵抗あるって言ってましたよね…。勝手なことしちゃってすみません…」

「いや、女子ってそういう授業やってるんだなぁ~…って驚いていただけ。何、貰っていいの?」

「はい!」

「ふーん」








柚姫はバッグの中にしまっていたマフィンを取り出すと、そのまま律に渡した。









「サンキュー。なぁ、今食べてもいい?」

「もちろんですよ」

「じゃぁ、遠慮なく…」








そう言うと、律はラッピング袋の中からマフィンを取り出した。
そして何の迷いもなく、律はお菓子を口にした。




< 118 / 331 >

この作品をシェア

pagetop