LOVEFATE~理由~
◇
「――行ってらっしゃい」
毎朝、同じ時間
俊ちゃんは家のガレージに置いている自転車に跨がり、
お互いの家の間の道路を
自転車で漕いで行く
その姿を毎朝、
私は2階の自分の部屋の窓から見ていた
まるでストーカーみたい……
そう思うけど、
辞められず習慣化してしまった
俊ちゃんは高校に入ってもサッカー部に入り、
朝練で家を出るのがとても早い
毎日、眠たそうに目を擦っていて、
そんな姿が愛しかった