LOVEFATE~理由~
◇
「倉木さん、ごめんなさい」
そう言葉にしたのは、
いつものように勉強を教えて貰い、
倉木さんが私の部屋から出て行こうとした時
玄関迄見送る前に、
話しておこうと思った
「私、倉木さんの事応援してましたけど。
蘭子ちゃんが亮ちゃんと上手く行って良かったな、って思ってます。
蘭子ちゃん本当に亮ちゃんが好きで」
幼い頃からずっとそんな蘭子ちゃんの姿を、
私は見て来た
だから、純粋に嬉しい
「それに、亮ちゃんと付き合ってくれたら、
蘭子ちゃんと俊ちゃんがどうこうなる事もないかな、って」