LOVEFATE~理由~
「亮ちゃん、今日なんか口に出していいか?って訊いて来て」
蘭子ちゃんの恋バナはけっこう生々しくて
聞けば聞く程、
私の中での亮ちゃんのイメージが妙な感じで壊れて行く
亮ちゃんはルックスが本当にいいから、
多少エロくても悪い方向には崩れてはないけど
けど、亮ちゃんを兄のように慕う私からしたら、
知りたくない姿
「それと…。
今日、初めて亮ちゃんの方から私に、
好きだって言ってくれたの…」
大切にするようにその事を話し、
嬉し泣きする蘭子ちゃんを見ていると
私にとって亮ちゃんはもう幼馴染みのお兄さんじゃなくて、
姉の大切な恋人なのだなと、その存在を遠くに感じた
きっとこれからは、
亮ちゃんと仲良くする事に、私は蘭子ちゃんの顔を思い出して、
遠慮をしてしまうから
それが寂しいのだけど、
それ以上に仕方ないし
嬉しいとも思えた