LOVEFATE~理由~

「帰り、見えなくて大丈夫?

あ、眼鏡とか持って来てるんだ?」



「いや。

ただ、俺の住んでる所ここから近いから大丈夫」



「そう?」



本当に、大丈夫かな?




「だから、まりえちゃん俺の事部屋迄送って?」




大丈夫じゃないじゃない……




「俺、眠いし、マスターそろそろ帰るわ」


ナツキはスーツのズボンのポケットから長財布を取り出すと、

テーブルの上に一万円札を置いた



「こっから、こちらの彼女の分も取っといて」



「あ、私、自分の分くらい出すよ!

それに、なんならナツキの分だって」



今日は、私がナツキを奢るつもでいた


奢ると言っても、

このバーの飲み代なんて知れているが




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