LOVEFATE~理由~
◇
私が落ち着き、泣き止んだ頃
部屋がノックされ、
私が返事をする前に蘭子ちゃんが入って来た
「英梨、ごめんね…」
こちらを伺い、
謝りながら蘭子ちゃんは私の方へと歩いて来る
多分、俊ちゃんから、二人が付き合っていた話を私が立ち聞きした事を、
聞いたのだろう
そして、私と俊ちゃんが喧嘩していた事も
「英梨、本当ごめんね!
私、英梨が俊太の事好きなの知らなくて。
俊太が英梨の事を好きな事も。
私と俊太が付き合ってたって言っても、
そんなんじゃないから」
蘭子ちゃんは俊ちゃんの横に腰を下ろし、
私は寝転んだまま二人に見下ろされるような形になった
その表情が、二人共暗くて
なんだか、自分がとても重病人になったみたいに感じる