LOVEFATE~理由~



私、俊ちゃんの順番にシャワーを浴びて、

再びベッドに腰を下ろした



真っ裸ではないが、

私も俊ちゃんも素肌にバスローブを羽織っているだけ



部屋を薄暗くし、
この状態でずっと沈黙が続いている



時間も限りあるのだから、
始めるならば始めないとと思うけど……




このまま何もないまま時間が過ぎてしまっても、

いいような気もしてしまう



怖い、から



俊ちゃんに私が初めてじゃないって、

バレてしまうんじゃないかって……




このまま私は、
俊ちゃんには処女なのだと突き通そうと思う



もし、初めての時みたいに痛くないとしても、

痛がる演技をすればいい




実際、私はその痛みを知っているのだから、

どう演じればいいのか分かる





倉木さんとの事があってから、いつか俊ちゃんとそうなる時はそうしようと、

ずっと考えていた



微塵も、本当の事を言うつもりなんてない



隠し事はダメな事くらい分かるけど、

言えるわけがない




俊ちゃんを失いたくない――




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