LOVEFATE~理由~
past 6①

俊ちゃんの誕生日から、
1ヶ月が過ぎた



季節は、もうすぐクリスマス



大きな街に迄行かなくても、
駅前もクリスマスの飾りをチラホラと見掛けるようになった




私と俊ちゃんの付き合いは、
順調だった



体が結ばれてから、


俊ちゃんは今まで以上に私を好きになってくれているのだと感じた



俊ちゃんは分かりやすいのか、
電話もメールもその日を境いに増えている




バイトのシフトだって、
私と会う時間が増やせるように夜に入るのを減らしてくれた




体を許したら飽きられるんじゃないかなんて言う心配なんて、

一切無かった




あれからもセックスは俊ちゃんの部屋で、

声や息を潜めて何度もした



階下に俊ちゃんのお母さんが居ると思うと、

バレないかといつもドキドキとした






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