LOVEFATE~理由~
◇
結局、私は倉木さんが作ってくれたパスタを、
食べる事になった
空腹に負けたのもそうだけど、
少しずつでも倉木さんに
歩み寄ろうと思ったのかもしれない
そのパスタは、ペペロンチーノ風のナポリタンで、
少し辛くてとても美味しかった
「お世辞抜きで、美味しいです」
「あ、良かった。
俺、料理は得意だから、
英梨ちゃんの体調が良くない時とかは、
俺が助けるから」
テーブルを挟んだ向かいに座り、
同じ物を食べながらこちらを見ている倉木さん
彼と目が合い、
不思議だな、と感じた
私、この人と結婚するんだ
そして、この部屋で私は暮らして行く事になる