LOVEFATE~理由~
「俊ちゃん、萌さんは彼女なの?
俊ちゃん彼女が出来たの、
なんで隠してんのよ!」
そう怒ってしまう私とは正反対に、
俊ちゃんの顔は少し恥ずかしそうだった
「いや、だって…。
照れ臭いだろ?
俺、誰かとこうやって付き合うの初めてだし。
蘭子は知ってるから、
英梨も聞いてっかな?って思ってたけど」
照れ臭そうに、
私と萌さんの顔を交互に見ている俊ちゃん
もう無理なくらいに腹が立つ!
なに、照れてんの!!
「蘭子から聞いてるけど、
蘭子と同じように英梨ちゃんは俊太とは幼馴染みなんでしょ?
ほら、俊太からしたら英梨ちゃんは“家族”や“兄妹”みたいなものだから。
恥ずかしかったのよ」
優しいお姉さんのように、
そう話し掛けて来る萌さん
俊ちゃんは気付いてないだろうけど、
そうやって私を牽制している
萌さんの目が、
私を恋敵として認識している事を伝えている
負けない!
そう思い、
萌さんを睨み返してしまう