LOVEFATE~理由~

「あ、英梨帰るなら俺も一緒に帰るから。
暗くなって来たし危ないから。

萌、また明日学校で」


俊ちゃんは萌さんから離れ、

私の方へと歩いて来た




「俊太、私は危なくないわけ?」


先程迄とは違い、
その声は不機嫌で怖いな、
と怯んでしまう




「だって、萌の家はすぐそこだし。

それに、うちの近所、
前変質者が出て危ないから」



「あっ、そう」


萌さんは不機嫌そうに私達に背を向け、

家だと思う方向へと歩いて行く



本当に、すぐそこで




< 78 / 728 >

この作品をシェア

pagetop