刹那の笑顔


少し静かな間が差した後、遼誠は手をパンッと叩いて席を立つ。


「今日は、ここまで!
また、明日も違うこと話してあげる。

じゃあ、俺は帰るね」


「ま、待って!
少しだけ、一緒に散歩していいかな?」


少し恥ずかしそうに、遼誠を見あげる。


「具合は、悪くないの?
大丈夫なら、いいよ」


遼誠は手を差し伸べる。



そこに、ゆっくりと刹那の手が乗っかった。
< 235 / 429 >

この作品をシェア

pagetop