ただあなたに逢いたくて

タカラモノ




こんな日々が続いても唯一心が安らぐ所があった。

小学3年の夏休みにある公園の噴水がある場所があった。

そこはあたしの一番のお気に入りだった。

そこで

お母さんに誕生日でもらった分厚い恋愛物語の本をいつも読んでいた。

600ページはあろうその本を何回も何回も
読んでいた。



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