誰だってお姫様





数日後のある日のこと。

あたしの人生は大きく変わり始める……



そんなこと知るはずもなく、いつものように授業を受けていると、




「羽衣音!!今月末の夜にちょっとしたパーティがあるんだけど、良かったら来ない?」


『パーティ??』

「うん!!パーティ夜からだし、夜からなら羽衣音も来れるんじゃないかと思って!」


『でも妹たちだけにするのは……』

「大丈夫でしょ!高1の妹もいるんでしょ?羽衣音は心配しすぎ!笑」

『うーん……』





あたしがうなり声をあげていると―――









< 3 / 58 >

この作品をシェア

pagetop