誰だってお姫様
数日後のある日のこと。
あたしの人生は大きく変わり始める……
そんなこと知るはずもなく、いつものように授業を受けていると、
「羽衣音!!今月末の夜にちょっとしたパーティがあるんだけど、良かったら来ない?」
『パーティ??』
「うん!!パーティ夜からだし、夜からなら羽衣音も来れるんじゃないかと思って!」
『でも妹たちだけにするのは……』
「大丈夫でしょ!高1の妹もいるんでしょ?羽衣音は心配しすぎ!笑」
『うーん……』
あたしがうなり声をあげていると―――