桜まち 
まさかのお隣さん




  ―――― まさかのお隣さん ――――




「煮物、持ってくかい?」
「うん。ありがと」

帰り際、お祖母ちゃんからタッパーに詰めた煮物をたんまりと貰い、私は自宅マンションへと帰宅していた。
いい祖母孝行ができた、と一人ご満悦な私。

お腹も満たされ、気分もよくなり、私は自宅マンションへ戻るともふもふと気分よく深い眠りについたのだ。

そうして、翌朝の日曜日。
ドタバタと騒がしい外の気配に目が覚める。

「もうっ。静かにしてーー」

ガバリとベッドの上で起き上がりながら、外の様子を窺うために玄関へ向かう。

ん?
デジャヴか?

自分の行動を振り返り、前にもこんなことあったよね、とぽりぽり頭をかいた。


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