ワケあり!?社内恋愛
今の言葉は、あたしの聞き間違いだろうか……。
夢にまでみたその言葉は、あたしの幻聴……?
何も答えられず
ただあたしをじっと見つめてくる那月さんを見返すことしか出来なくて…
那月さんはもう一歩あたしとの距離を縮めると、
「ごめんな……。
でも……
好きなんだよ」
「…っ」
あたしの腕を引き
自分の胸へと抱き寄せた。
頭が真っ白で
だけど脳はちゃんと那月さんの言葉を捉えていて
あたしの意思とは関係なしに涙が零れ落ちる。
ずっとずっと聞きたかった言葉。
那月さんに想われたかった気持ち。
ようやくそれが、現実となってあたしの耳に入ってきた。