ワケあり!?社内恋愛
 




「な、つきさっ……」


初めて家に上げた、男の人。

それが那月さんでよかった。


ドアを閉めて襲ってきたのは、那月さんの愛撫で……。


「ベッド……あっちですよっ…」
「無理。待てない」


散々挑発された那月さんは、余裕の一かけらもなくなっている。


そんな反応の那月さんが嬉しいと思ってしまうのは、やっぱりあたしは魔性なのかも……。


そんなふうに思いながら、那月さんの頬に手をかける。


キスがしたい。
那月さんと……。


頬を寄せ、その口を奪おうと思ったけど……



「キスはダメだって言ってんだろ」



やっぱりそれは、させてくれなかった。
 
< 68 / 212 >

この作品をシェア

pagetop