言葉がなくても
今日もまた好きでもないお客を相手に作り笑顔。

でも今日の私の気持ちはいつもと違う。

仕事が終わりいつもはタクシーで自宅までだか今日は駅でおりる。真っ暗だった空も少し明るくなりだした。



あの日から夜中どんなにくたびれて帰ってきても朝早起きして彼が来る駅のホームで彼の様子をうかがってた。


彼はいつも電車がくるまであの青いベンチに座り本を読んでいる。私は遠くからそれをみてるだけ。
軽くストーカーみたいだけど、声をかけるタイミングがわからなかった。
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