Crescent


なんだろう……。
なんか胸の辺りがキュウーッと締め付けられたような変な感じ。


澤野さんに彼女がいたって別に私が気にする必要はない。

澤野さんは友達で相談にのってくれて頼りになる先輩みたいな人だ。



「琴音、どうしたの黙っちゃって?」


「何でもない。
そうだ!
これね中に入ってるカスタードクリームが冷たい方が美味しいと思うよ」


「そういえば冷すのがオススメって書いてあったね。
じゃあ、帰ったら隆史が来るまで冷やしとくよ」


「あっ、バスが来たよ」


私達はバスに乗った。



「今日は付き合ってくれて、ありがとね」


「琴音もありがとう。
また月曜日にね」

バス停に止まり私が降りた後、友香と他の乗客を乗せたバスは次のバス停に向かった。



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