世界の終りで愛を歌う
誤解。国民の誤解の為に民主党の支持率は上がらないのかも知れない。
思えば小沢の人生も誤解に満ちた人生であると言える。
その誤解とは沢山あるが、
剛腕小沢と我が侭だろう。
先ずは剛腕だ。これは小沢の側近が作り出した間違った世間の認識である。
ある時、海部元首相の時代に、
海部元首相の知恵袋である経済アナリストが、
小沢をえらく気に入りこういった。
「小沢さんは今の政治家で数少ない未来を見通せる人物だ。
何でも協力しますし、
小沢さんの意見も総理に伝えますので小沢さんにそう伝えて下さい」
と小沢の側近にいった。
その側近はこう言葉を返した。
「担ぐ御輿は軽いにこした事はないと言いますしね」
この発言がマスメディアで拡大解釈され、
担ぐ御輿は、軽くて馬鹿がよい。
とまで言われた。これが剛腕小沢の誕生秘話である。
実際は、小沢は一切この発言はしていない。
なら、何故弁解しないのか、
それは側近を失言から守るのと、
小沢の父の教えを守った結果である。
決して言い訳するな。
それが小沢の父の教えだからだ。