初めての恋に溺れる人魚~my first love~
月島先輩の後を追いかける私。
そんな状態で歩いて、着いたのは学校近くのファストフード店。
「俺、セット食べるけど、お前は?」
「私は……シェイクで……」
月島先輩はLサイズのセット。私はシェイクを頼んだ。
テーブルに着くと先輩は黙々と食べて、私はチビチビとシェイクを飲む。
先輩は早々と食べ終わって、もしかしてもう出るのかな??と思った私は、残りのシェイクを一気に飲んだ。
けど、先輩は席を立たずに、
「携帯かして」
と私に掌を見せる。
「あ……はい」
どうぞ、と私は言われるまま月島先輩に携帯を渡した。
「暗証番号は?」
「えっと―…」
とロック解除の番号を伝える。
「聞かれても、そんな簡単に教えるなよ」
「えっ、は、はい……」
聞かれたから素直に伝えたのに、何だか怒られてしまったみたい。