初めての恋に溺れる人魚~my first love~
テラスに着くと、下校してる大勢の生徒の中で明らかにオーラが違う場所を発見。
月島先輩、芹沢先輩、小栗先輩の眩しすぎるスリーショットがそこに。
そんな三人を遠巻きに見て、瞳をハートマークにして騒いでる女子達に男子までも「やべー、カッコイイ」って視線を今日も送ってる。
私も先輩達の所へ辿り着く前に、思わず足が止まってしまう。
「おっ、海音ちゃん見っけ~こっちこっち~」
芹沢先輩は少し離れた場所で立ち止まる私を見つけて、手招きしてくれる。
すると周囲の視線が一気にこっちに来て、「何~またあの二年?」「生意気~」なんて声が聞こえて来た。
「う……」
一瞬怯んでしまったけど、それじゃ駄目だと自分に気合を入れて、私は先輩達の所に歩いていく。