最強の情報屋、睡蓮*



ーーーーーーーー黒百合side




「はぁ」 




と、自然に出るため息




「…忘れろよ。とは言いたくないけど




 それでも、前に進まないと…な?」




篤の優しい問いかけに俯く





「わかってるんだけど





 まだ、信じていたいんだ。」





だって、これは全て、睡蓮の計算





そんな気がしたから。



< 131 / 188 >

この作品をシェア

pagetop