小学生と隣の狼さん

そんなこんなしているうちに、夏花は
立派な六年生になった。
ま、俺は立派な高校生だけど…。

夏花の部屋をたまに見るとカーテンがしまっていることが多かった。
「ふん。ませやがって。」と俺は、拗ねたこともあった。

だが、夏花は俺の秘密を知っている一人だった。
そう。肉食系だということを。

そして、火曜日と木曜日に俺の部屋に夏花と二人で集まっては、雑談をするのだった。

俺も、結構オトシゴロなんで、夏花をいつ襲うかとヒヤヒヤしていたが、夏花を見ると、やっぱガキだから、友達のように思っていた。
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