多泣多笑。
「拓夢かっこいいねぇ♡」
「でしょう♪この学校の制服ズボン丈が普通より長いから、すごく似合うのよぅ」
「・・・・・・・・」
拓夢の(転入してからの)初めての制服姿。
といっても、まだ学校は始まってない。
拓夢母が制服を取りに行っている間に、拓夢と暁は友達になった。
暁は『家どこ~どこ~?』と延々訊いてきて、うるさかった。
そして結局家までついてきやがった。ストーカーか、おい。
「へぇ~暁ちゃんって言うんだ!!よろしくね」
「・・・・・え?」
暁はまたも自分のことを女とわかる人間に出会った(=母と出会った)。
母は帰って間もなかったらしく、まともな格好をしていた。
・・・・・(普通の格好で)よかったぁ。
・・・・・・・・ちっとも良くなかった。
「・・・なんで母さんと暁がこんなに意気投合してんだよ!?」
「「しっらな~い♪」」
暁と母はとぼけたフリをしている。
「暁」
「なに?拓夢」
くいっと途傾げる首。
・・・・・かわいい。
男子に見える女子に少しトキメいてしまって、拓夢は軽く焦った。
え~っと・・・・・・・・・・
「・・・・・・お前と俺は友達じゃなかったのか」
「友達ダヨ?あたり前じゃん」
「お前友達売るのかよ」
「売ってないよ☆」
暁は完全に拓夢を見放したらしい。
案外暁は残酷だ。
「でしょう♪この学校の制服ズボン丈が普通より長いから、すごく似合うのよぅ」
「・・・・・・・・」
拓夢の(転入してからの)初めての制服姿。
といっても、まだ学校は始まってない。
拓夢母が制服を取りに行っている間に、拓夢と暁は友達になった。
暁は『家どこ~どこ~?』と延々訊いてきて、うるさかった。
そして結局家までついてきやがった。ストーカーか、おい。
「へぇ~暁ちゃんって言うんだ!!よろしくね」
「・・・・・え?」
暁はまたも自分のことを女とわかる人間に出会った(=母と出会った)。
母は帰って間もなかったらしく、まともな格好をしていた。
・・・・・(普通の格好で)よかったぁ。
・・・・・・・・ちっとも良くなかった。
「・・・なんで母さんと暁がこんなに意気投合してんだよ!?」
「「しっらな~い♪」」
暁と母はとぼけたフリをしている。
「暁」
「なに?拓夢」
くいっと途傾げる首。
・・・・・かわいい。
男子に見える女子に少しトキメいてしまって、拓夢は軽く焦った。
え~っと・・・・・・・・・・
「・・・・・・お前と俺は友達じゃなかったのか」
「友達ダヨ?あたり前じゃん」
「お前友達売るのかよ」
「売ってないよ☆」
暁は完全に拓夢を見放したらしい。
案外暁は残酷だ。