キスする顔さえ美しい



ブラウスのボタンをはずし晒け出されたリカ先輩の胸を、大きな手が乱暴に撫で回す。

首筋に、鎖骨に、胸に、愛撫の口付けが落とされるたび、リカ先輩の口からは上擦った高い声が小さく漏れた。


主導権は完全に戸田課長が握ってるように見えた。リカ先輩はただ受け入れているだけで、戸田課長が一方的に…強引に、彼女を弄んでる様に。


――うらやましいと、思ってしまった。


あの誠実だった課長を、こんな我慢の利かない獣みたいにしてしまうリカ先輩が。

激しく、淫らに求められているリカ先輩が。


眉間に皺を寄せ、長いまつげを伏せた悩ましい表情で、戸田課長はリカ先輩と舌を絡ませ合いながら、彼女のスカートを後ろから捲り上げた。


露になった太ももとストッキング越しの下着に、さすがに私もギョッとする。


…まさか、ここで最後までしちゃうの?



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