プリンセス☆ロード




その爆発に騒然とする広場。
あちこちで悲鳴が上がり大混乱に陥る。




自分がさっきまでいた場所が爆発し、気が動転する。
レンが助けてくれなかったら、私どうなっていたの?





「大丈夫か?」

「…う、うん…」






レンが私をかばうように私を背中に回し、守りながら声をかけてくれる。
震える体を抑えながら私は頷いた。
王様は!?
そう思い見渡すと、ソウシたちが守ってくれていた。
ホッと肩を下ろす。









『奇跡の姫…誕生の時を待っていた!』











『必ず、手に入れる!』











『ははははははは』













突如響き渡る不穏な声。
しかし、その姿は現さず、笑い声とともに消えていった。









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