後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②



『これなら凛もメイちゃんの事が気になって木野どころじゃなくなるな、頑張れ』そう言ってくれた。




だから、わたしは、頑張るの。



本当に凛くん、分かってくれるかな?




***



「メイ?」



校門に入ると、通り過ぎたところで美紅に声をかけられた。



「おはよう~」



「ど、どうしたの?髪の色・・・甘髪になってるよ・・・」



「うん、ちょっと気分転換にしてみたの?」


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