後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②
美紅は・・・イライラしながらスマホを掴み、今にも凛くんに電話をしようとしている。
「メイ、ほんとムカつかないの?」
「知った時には、辛かったし、悔しかったよ。
でも・・・それ以上に、わたしが強くならないとダメだって思ったの」
「メイ・・・私なら、暴れてやる」
「でも・・・暴れても証拠ないもん、凛くんの目には、優しくて可愛い子にしか映ってないよ。
だから・・・凛くんのお姉さんが自分も変わって凛に気づかせてやれって」