後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②


「そうだったんだね・・・カイくん、そんな力ださないのにね」


「そんじゃ、メイ、後でな」


凛くんは、木野さんをかばうように並び歩いて行った。



「メイ・・・まさか?」


「大丈夫だよ・・・わたし頑張るから」


ニコッと笑い、美紅の手を引っ張ると教室へ向かった。




***



図書室の端っこの椅子に座り、コソコソと話す、わたしと美紅。



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