後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②



凛くんが、お茶を飲みながらチラっとわたしの方を見た。




「あ~盛ってる、何処かの男と違ってオレは、紳士だからな、お前の姉貴に頼まれ事メイちゃんに伝えるだけだ」



こ、怖いよ、先輩、ここでそんな事言わないでください。



「メイちゃん・・・図書室行くけどいいか?」



そう言った先輩は、わたしの袖を離すとお弁当を持って屋上を後にした。


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