後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ②
わたしは、教室の入り口に張っていたポスターを剥がし
お皿や色んな物を片付けているとバタバタと足音がして
「メイ~」と叫ぶ美紅の声が聞こえ教室に入ってくると息を、ハアハアと切らしていた。
「どうしたの?」
紙のお皿を片付けながら美紅に声をかける。
「た、助けて~」
助けてって?
「いいから、急いで来て」
「な、何?でも今片付けてるから」
「委員長、メイ借りるから~」