あたしに明日は来るのでしょうか。



で、食べるのを止めて体育館倉庫に行けば、誰もいないし。



「先生ー?」


何度呼んでも先生からの返事は無かった。


不思議に思いながらも体育館倉庫に足を踏み入れて、奥に進む。



───ガシャンッ


そんな音と共に暗くなったこの倉庫。



振り返れば、閉じ込められたんだと言うことに気づいたあたし。



あたし的には、閉じ込められてからだいぶ時間が経ってると思うんだよね。



マットの上で体育座りをしながら天井を見上げる。


「あたし......誰かに恨まれるような事したっけ......」


返ってこない質問を一人呟くと、ため息をつく。




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