あたしに明日は来るのでしょうか。
●*相談



「──で、どうなのよ? 最近」


ズイッと顔を近づけて聞いてくる陽架里に、飲んでいたいちごミルクの紙パックを持ったまま、思わず固まるあたし。


「──え?」


...何を言ってんだか、陽架里は。


はい、只今昼休憩中。


2人で仲良く机を引っ付けてお弁当を食べている。


──あの後、屋上で話し込んで教室に戻ってきた。


クラスメイトの視線は物凄い痛かったけど、陽架里がいたから、そんなのどうってことなかった。


亜真菜の席を見れば、席は空いていて、陽架里によれば、

『帰ったんじゃない?』


と、冷たい一言。



そして、今に至る。




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