あたしに明日は来るのでしょうか。
「はは‼︎ そんな百面相しなくていいって」
お腹を抱えて笑う陽架里を見て、固まるあたし。
「だっ、だって〜......酷いこと言っちゃったかもしれないじゃん」
ベースを眺めながら、ブツブツ口ごもる。
「うん。言ってたね」
「え"っ言ってたの⁉︎」
思わず、顔をガバッと上げる。
「うん」
陽架里を見れば、口角が上がっていて。
「な、何それ...」
全く身に覚えがありません。