あたしに明日は来るのでしょうか。



「電話で聞けば?」


あたしの頬を人差し指で押しながら言う陽架里にハッとする。


「そうだった...‼︎」


膨らんだ頬は、プシューと音を立てて元に戻った。





「薫...それぐらい普通考えるでしょ」


呆れたようにそう呟いた陽架里。


そんな陽架里に、


「まぁまぁ‼︎ あたしの脳みそは、へなちょこなんで♪ 仕方ないの♪」



笑いながら親指を立ててグーサインを出す。



何気ドヤ顔。


まぁそれは気にしない。




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