あいつと最後の恋愛・・・できますか
「じゃ・・拓弥がキューピット?」

「そうかもな・・」笑いながら言った。

「でもさ・・お互い気づくの遅かったよね」

「本当だな」

「玲・・いつ引っ越してくる?」

「そうだね・・・来月かな?」

「じゃ・・・ちゃんと挨拶行かないとな」

「私も行くね。聡の実家に」

「ああ・・・」

「ちゃんと会っておきたいし」

「なぁ玲・・」真剣な声に変わった。

「え?何?聡」顔を見上げて聡を見た。

「結婚しよっか・・」そっと抱きしめてきた。

「聡・・・」突然この状態で言われるなんて思ってもいなかった。

「どうする?」

「今ここで返事ほしい?」

「ほしいよ」

「・・・結婚・・す・る」

「マジ?」

「うん・・」

「ありがとうな」

体勢を変えて聡か上から見つめるようにお互いが向きあった。

「玲・・・愛してる」

「聡・・私も・・・」

やさしく唇が重なり合った。

そのまま暫く重なりあいながらゆったりとした時間を楽しんだ。


これで最後の恋愛が終わりを告げようとしていた。




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