あいつと最後の恋愛・・・できますか
「ちょっといいか?」

「はい・・何でしょうか?」

「玲ちゃん、聡に連絡ついたか?」

「まだです・・」

「そっか・・・」

「課長、何かあったんですか?聡に」

「いや・・ちょっと美紀子に用があって、悪いがちょっと外してもらえるか?」

「わかりました」

美紀子さんと課長が何かこそこそと話ていた。

「もしかして・・何かあったのかも・・・」

こっそり聡に連絡を入れてみたが、やっぱり留守電に切り替わった。

さっさと仕事を片付けて、家で連絡をするしかないか・・・

自分のデスクで仕事の続きをしていると、美紀子さんが私の所へ来た。

「玲、聡達、ニューヨークに帰ったんだって。ロスでの契約がすぐに決まったから
最終便に乗って帰ったそうよ。だから、今忙しくて連絡が取れないんじゃないかな?」

「そうですか・・・」

「早く仕事を引き継いで帰りたいから、後で連絡する気で仕事してるのかも・・」

「は?まだ4日あるんですよ。ゆっくりできるじゃないですか」

「あいつの無茶するところ、あんた知ってるでしょ」

「そうですが・・でも・・・」

「気長に連絡待ってみたら?」

「そうします・・」

「それと、今日は定時で上がっていいからね」

「はい」

「じゃ、定時までがんばって」ポンと肩を叩き自分のデスクに帰って行った。

きっと課長が敏則に連絡入れたんだ・・・

私も連絡すればよかったと思った。
< 369 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop