あいつと最後の恋愛・・・できますか
慌てて起きあがり、両手を広げて聡に抱きついた。

「お帰りなさい」

「ただいま・・・」

「連絡もできなくてごめんな・・急いで帰りたかったから・・・」

「うん・・もういい・・それより私もごめんなさい・・」

「もういいから・・・それより・・もう起きないと・・仕事・・」

「・・休みたい~聡と離れたくない~」

「・・・俺も一緒に行くから・・先に用意してろ」

「うん・・・わかった」

急いで飛び起きてキッチンへ向かうと、テーブルには朝食が用意されていた。

「嘘・・・」

「早く着いたから作った。食べよう」

「うん」

朝からサプライズの連発に驚きながらも嬉しさで私の乾いた心が一気に

充電された。

「俺・・着替えてくるから・・・」

聡の背中をじっと見つめたまま、暫く動けなかった。

時計を見て後40分・・・あ・・ヤバい・・

急いで食べて片付けた。

私も用意が済んだ時には、聡はソファーでテレビを見ていた。

「お待たせ」

「じゃ・・行くか!」

久しぶりに二人で出勤をした。

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