あいつと最後の恋愛・・・できますか
次の日・・・聡は挨拶を兼ねて色んな部署へ行っていた。

私は引き継ぎもあり、敏則と書類のやり取りを行っていた。

愛花さんにもメールをして、知らせた。

聡と最後の昼休み・・・みんなと社食で食べてるといっぱい声を掛けられていた。

「これじゃ・・落ち着いて食べれないね・・」

「仕方ない・・ここでしか話せないやつもいるし・・・」

あっと言う間の昼休みだった。午後も手続に終われ、聡は忙しく出たり入ったりの

繰り返しだった。

定時・・・みんなと挨拶をして、花束を貰い聡の仕事は終わった・・・。

「玲・・・一緒にかえれそうか?」

「え?・・あ・・無理・・」

「玲!仕事引き継ぐわ!早く帰りなさい」

「え・・でも・・・」

「旦那を一人で帰らす気?」

「あ・・・」

「はい!お疲れー」と美紀子さんにさっさと帰れとバイバイされてしまった。

お言葉に甘えて・・・二人で帰った。

会社の玄関を出た時・・・聡がふと会社を見上げていた・・・

「どうしたの?」

「・・・なんか・・・寂しいなぁ・・って」

「仕方ないよ・・たくさん思い出あったもんね・・」

後ろを振り返り頭を下げていた・・・

聡なりの最後の挨拶だった・・・



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