あいつと最後の恋愛・・・できますか
お店に入り、いつものように飲み物を注文して待っていた。

「玲、さっきのことだけど・・・」

「ん?・・決めたこと?」

「お前、急に決断したな?」

「うん・・・今まで以上に聡が私の中にいて・・
 それに・・・今日ね・・思い知らされた・・」

「何が?」

「聡のことを追っている自分がいた・・・」

「お前可愛いな・・」クスっと笑った。

「ってばか!そんな歳じゃないわ」と腕を叩いた。

ビールがテーブルに届いた・・

「じゃ、俺らのこれからに・・乾杯」

「よろしくね」

とグラスを合わせた。

飲み友から恋人同士に切り替わった・・・

聡の飲むお酒は普段でもおいしい・・今はもっといい・・

いつもと変わらない聡なのに・・・きょうは特別かっこよく見える。

そんなことを思いながら、ビールが進んでいく。

こんな飲み方したら体が持たないかも・・

聡に酔っていく自分が怖かった・・

これからは聡をしっかり向き合わなと・・・

私にとって最後の恋愛をスタートさせた。






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