あいつと最後の恋愛・・・できますか
告白
朝・・出勤しながら昨日言われたことを思いだしていた・・

昨日健二が言って課長のことが気になる・・

「あ・・・課長だ・・」前を歩いていた・・

気づかれないように、ゆっくり歩いていると、聡が声をかけてくれた。

「何だその怪しい動きは?」

「聡!だってほら、前」指をさした。

「あ・・・でたな」

一緒に歩いて行ってくれた。このままじゃエレベーターで会ってしまうので、

ロビーの喫煙スペースへ寄った。

「行った?」

「いや。お前のこと探しているみたいだな・・」エレバーターに乗らなかった。

二人でタバコを吸いながら先に行ってくれることを祈った・・・

「あ、健二と沙織だ」聡が気づいてくれた。

沙織にメールを入れた。

ロビーの喫煙スペースで課長が行くのを待ってる・・

すると健二が課長を連れて上がってくれた。

「沙織~ごめんね」エレベーターホールまで走って行った。

「おはよう玲。しかしあのおっさん。やってくれるわね・・・」

「おっさんって・・」聡が笑った。

「とりあえず上がろう・・ギリギリだよ」

3人で慌てて上がった。

3人同時に部屋に入って来たので、後輩たちが珍しそうに見ていた。

「健二がこれからこうなった時は俺が連れて行く」ってメールが着たと沙織が言った。

「ありがたいわ~」と沙織に手を合わして行った。

「ま・・ここにはダーリンもいるしね」とウインクしてきた。

「沙織・・今は内緒」と口元に指をやった。

くすっと笑いお互い仕事をした。

今日も一日始まった・・・何事もないことを祈った・・・












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